「英語嫌い」になるのを予防する勉強法

「英単語が覚えられないから、英語が嫌いになる」

実はこの問題は、お子様がアルファベットの文字を覚える所から始まっています。

それでは少し詳しく説明しましょう。

お子様は、エー、ビー、シー、ディー、イーとアルファベットの順番にそってアルファベット文字を書いて覚えますよね…?

(ところで、Aは「エー」ではありません。本当は「エィ」という二重母音 《二重母音とは、ニ種類の母音、この場合はエとイ、が組み合わさってできている母音のこと》です。日本語には二重母音が無いので「エー」と音を伸ばす長母音で代用しているのです。この一点を見ても英語音から離れて英語に関するものを覚えようとするのはよくない事が分かります)

これから中学校で英語を学ぶ小学校6年生のお子様のうち、特に勉強が苦手感なお子様英語がすでに嫌いなお子様は、この覚え方を止めて欲しいのです。

なぜなら、この覚え方でアルファベットを覚えてしまうと、英単語を読んだり書いたりが、なかなかできるようにならず、中学校のテストで悲惨な点数を取ってしまうからです。あるいは、単語数の少ない中間テストでは何とかなっても単語数の増えた期末テストでは、目も当てられない結果となってしまいます。

そして、親御さんのおそれていた「英単語が覚えらないから英語が嫌いになる」、つまり、お子様の「英語嫌い」が始まるというわけです。英語に落ちこぼれたお子様の90%が、中1の冬までに英語についていけなくなった、と答えているのは、こういうことなのです。

それでは、英語学習のスタートをどうすれば良いのでしょうか?

実はアルファベット文字を覚えるとき、実際に英単語の中で読まれている読み方、すなわち、「英語音」を使って文字を覚えれば良いのです。

ミラクルペンマンシップで、わざとアルファベット順ではない順番でアルファベット文字を覚えてもらうようにしているのは、アルファベット文字を、「文字の名前」とも、「ローマ字読み」とも切り離し、文字を「英語音」に結びつけるためです。

すると、アルファベット文字を覚えた端(はし)からから、英語をメキメキ読んだり書いたり出来るようになります。そうすれば、中学校の中間試験にも間に合って、テストに臨めるのです。英語嫌いになるのを回避し、英語学習に少しづつ自信が持てるようになります。

無料配布の【ミラクルメソッド英単語暗記大作戦】(旧 「ローマ字読み・脱出トラの巻」)は、このような意図を持って作られています。

今が中学英語の準備にとって最も良い時期です。

ぜひ、1日でも早く【ミラクルメソッド英単語暗記大作戦】を お子様に取り組んで貰って下さい。

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ミラクルメソッド編集部

追記)過去のブログ「ローマ字からの脱出こそ英語の苦手脱出の第一歩」(エルとアールの悲劇)についてはこちらを参照して下さい。