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中学英語における英単語の効果的な覚え方

中学英語における単語の効果的な覚え方―「音を使った暗記法」―

■中学英語と単語力の関係

大学英語やTOEICとは異なり、中学英語で覚えるべき単語の数は、ある程度限られています。

したがって、コンプリートすることも十分可能です。

むしろコンプリートしておくことで、高校英語、大学英語の土台をつくることができます。

中学英語に限らず、単語の意味を理解できなければ、長文問題でも苦労しますよね。

つまり、長文や短文問題は単語の集合体なのです。

そう考えると、いかに単語力が重要なのかがわかります。

今回紹介する覚え方は、どれも覚えやすく、忘れにくくするための暗記法です。

一度覚えた単語をできるだけ鮮明に思い出し、時間が経過しても忘れないように覚えなければ、単語を覚える意味がありません。

したがって、単語を覚えたつもりでも、テストでよく失敗する方や、時間と共に忘れてしまう方には特にオススメですよ。

■書いて覚える方法は基本、でもやり方を間違えると時間の浪費に・・

英単語をノートにたくさん書いて覚える方も多いですよね。

これはとても効果のある方法です・・と言いたいところですが、実は、暗記するために単語をたくさん書くのは時間のムダだと私たちは考えています。単語は効率よく短時間で覚え、浮いた時間は文法や長文読解、英作文の勉強に回す方がお子様にとってはるかに得になるのでは?

そもそも英単語をノートにたくさん書いて覚えようと努力する間に、その作業量の多さとしんどさにギブ・アップし、早々と英語からリタイアしてしまう中学1年生の多いこと!つまり、英語嫌い、英語苦手になってしまうのです。英単語の暗記方法はお子様の英語嫌い、英語苦手を防ぐための大きなポイントになりそうです。

実は、普通の長さの単語であれば、通常、2回書くだけで暗記できます。2回で覚えられなかった場合、3回目で「決める」。ややこしい単語は最高5回書くまでで覚える。これが「音」を使って覚えるやり方です。音を使って単語を覚える場合「書く回数」は普通のやり方で書いて覚える場合に比べると格段に少なくて済むのです。

■音を使って暗記すれば楽に覚えられる

それでは、音を使って暗記する方法をお教えしましょう。

1.  新しい単語を覚える時はまず「発音」、その単語の「読み方」を真っ先に覚えて下さい。

2. 文字を見て何度も口に出して発音して下さい。

単語の読み方(発音)が分からない時は、学校が交付している音声教材(CDなど)を使ったり、電子辞書をお持ちの方は最近では単語の発音を収録していますのでそういうものを使って、まずは発音を調べて下さい。

発音記号が読めれば、そういう電子機器の無いときにも大きな助けになります。ミラクルメソッド【英単語1200】では、そんな風にどんな時でも困らないように発音記号も同時に学べるよう構成されています。

3.  発音で単語を覚えたのちには、その単語の発音をつづり字に結びつけます。

ここで役に立つのがフォニックスの知識です。

ミラクルメソッド【英単語暗記大作戦】では、このフォニックスの知識を「音声クイズ」を解くことで身につけることができます。小学生の低学年のお子様から使えます。中学1年生にとっては「楽勝」教材です。

さて、発音で覚えた英単語をフォニックスの知識を使って「つづり字」と結びつける。ここまでは「目で見るだけ」でやってしまいます。

そして次に手を動かすことで体に覚えさせる、つまり「書く」という作業を通して脳に「つづり字」を叩き込んで暗記するのです。

4.  口に出して発音しながら、フォニックスの理論で理解しているつづり字を実際に書いてみます。この時、もちろん暗記しようとしている単語は「見ないで」書いて下さい。一回で書けた場合、すでに暗記できています。あとは「発音」を忘れないようにすれば、「つづり字」を忘れることは無いでしょう。

1回目でつづり字がうまく書けなかった場合、正しいつづり字と比較してどこを間違ったかチェックします。間違いを把握したら、再び、つづり字を書いて下さい。もちろん暗記しようとしている単語は見てはいけません。発音を口に出して言いながら自分の力で書くのです。2回目で書ければ暗記できています。心配であればもう一回書いて下さい。正しく書ければ暗記できています。

5.  可能であれば1週間後、または試験前にもう一回書いて見てください。ここで書ければ、もう忘れることはないでしょう。

こうやって、英単語を効率よく覚えることができれば、学習エネルギーを英文読解や英作文、そして英文法の演習などに向けることができますので、英語がどんどん得意になっていくことでしょう。

■単語のイメージを具現化する

これまでは単語のつづり字の暗記法を書いてきましたが、単語の「意味」の覚え方について少し書いてみま小。単語の意味を特定の「日本語訳」で覚えてしまうと、後々その訳語に合わない使い方をされた時に、さっぱり意味が分からない、ということになります。

だから、できれば単語の意味を具体的にイメージしながら覚えると効果的です。

たとえば at という前置詞、日本語訳なら1番に「〜に」と書いてあります。

I’m at school. (私は学校にいます)

でも Look at the blackboard.(黒板を見なさい).

だと「〜に」ではなく「〜を」になっているので、「〜に」という日本語訳で覚えている人は困ってしまいます。

それでは単語の意味を具体的にイメージしてみるとどうなるでしょうか?

at のイメージは「点」です。場所であれ、時間であれ、その「一点」を指し示すときに使うのが at なのです。

I’m at school. 学校という「一点」に私はいる。

Look at the blackboard. 黒板という「一点」に目を向けなさい。

I got up at six this morning. 6時という時間の「一点」で起きた。

実際にat が指し示している「一点」を思い浮かべながらatを覚えます。

すると、忘れにくくなるだけでなく、自由自在にatを使いこなせるようになります。

こんな風にテストの文章でatを読んだ際、頭の中で日本語訳に変換する前に、「指し示す一点はどこだっけ?」という風に、イメージが先行して思い浮かぶのが理想的です。

これは名詞や動詞、形容詞など、すべての英単語に言えることなので、積極的に実践してみましょう。

■せっかく覚えた単語の発音を忘れないためには?

英単語暗記を持続させるための一番良い方法は、その単語の「音」を忘れないことです。「音」さえ覚えていれば、フォニックスの知識からつづり字が書けるからです。

単語の発音を覚えておくために、時々音読をするのが良いでしょう。

しかし単語ばかりを音読するのはちっとも楽しくありません。お父様やお母様は高校時代に「XX単」「英単語暗記何千語」みたいな単語集の暗記を経験されたかと思いますが、単語の羅列は全然楽しくないですよね。

やはり音読は文章です。文章や会話文を読むととても楽しいです。

音声教材の後について、何度か音読したのち、自分の力で何度も繰り返して音読し、できればそこに書いてある文章を全部でなくても、ところどころでも暗記してしまうくらいの音読学習がオススメです。すると熟語や短文も自然に頭に入ってきます。

もちろんこの段階に到達するためには、繰り返しになりますが、個々の単語の発音を基本に、ていねいな暗記が必要です。

以上のように、中学英語において単語力は必要不可欠です。

より多くの単語を覚えておけば、それだけ英語力がアップする可能性が高まりますよ。

今回紹介した覚え方は、小学生の間に身につけておくととても役立ちます。

もちろん中学1年生の皆さんには特におすすめです。まだ間に合います。ぜひ早急にやってみてください!

英単語暗記 ー「思い出す」学習法が記憶を確かなものにする

前回のブログで、「英単語を覚えられない子は記憶の定着を怠(おこた)っている」と書きましたが、どんな風に怠っているかを説明しましょう。

実は記憶には2種類あり、それぞれ「短期記憶」「長期記憶」と呼ばれています。

「短期記憶」とは、外部から得られた情報を一時的に保持する記憶で、たったの数十秒から数十分で消えて行きます。

「長期記憶」は、比較的長期間に保持される記憶のことで、主に年単位で記憶されます。

英単語や英文を初めて学習したときは、まずは「短期記憶」として頭に収められます。短期記憶は数十秒から数十分で無くなってしまいます(つまり忘れてしまうのです)。英単語・英文は、長期記憶で記憶しなければ、役に立たちません。

どうすれば、せっかく一時的にでも暗記した英単語を、いつまでも頭に残る長期記憶にすることができるのでしょうか?

それは「思い出す」という作業を定期的に行うのです。以下にその手順を書きます:

(1)学校の授業で英単語や英文を学ぶときにすること。

先生の説明を、できるだけその場で「理解」する。(「理解」は暗記を手助けするので、まずは「理解」に重きをおいて下さい)

(2)習った当日の夜に、習ったことを思い出す。「理解した」内容を思い出す。

初めて習った英単語や英文は、思い出して書いてみる。【15〜30分程度の学習】

(3)習った翌日の夜に、短時間で良いので前の日に習ったことを思い出してみる。前の晩に書いた単語を書いてみる。【10〜20分程度の学習】

(4)一週間後に習ったことを思い出してみて思い出せたら、その英単語や英文は長期記憶になっています。【10分程度の学習】

(5)これを毎日習った内容に対して積み重ねて行く

このように「短期記憶」で一時的に暗記した内容は繰り返して思い出さないと長期記憶になりません。

夕方に塾に行くお子様も多いでしょう。すると日中に学校で学んだ内容を「思い出す作業」(長期記憶にする作業)ができなくなってしまいます。そういう場合は、お風呂の時間やトイレの時間を利用するのも一つの方法ですが、とにかく「思い出す」時間を確保することが重要です。

個人的な意見ですが、学校で学んだことを長期記憶に移す作業の時間を奪うほど、子供を塾に長時間拘束するやり方には反対です。「塾漬け」のお子様ほど学力が伸びません。「塾漬け」はお子様の思考力を奪い、暗記のための時間を確保できなくなります。

幼稚園児から高校生まで英語学習を指導する中で、様々なお子様の大学受験を手伝ってきましたが、最終的に大学受験に成功するお子様は、「自己学習 self-learning」のできるお子様でした。塾を必要最小限に抑え、自分にとって本当に必要な学習を見極めることのできるお子様、「短期記憶」を「長期記憶」に持っていくための「時間の確保」の重要性を知っておりそれを実践できるお子様、「理解」していなければ真の暗記ができないことを体で知っているお子様、そういうお子様こそ、最終的に難易度の高い大学へと進学していきました。

暗記にはコツがあります。そのコツを身につければ、暗記に費やす時間を、本質を理解するための奥深い学習に使うことができます。

ミラクルメソッド 英単語1200は、英単語を覚えやすく分類しています。このやり方は、できれば中学1年生になる前、つまり小学生の間に身につけて欲しい内容ですが、中学1年生になる直前、あるいは中学1年生の夏休みで学習しても構いません。

今回のブログで書いた内容、短期記憶を長期記憶に持って行くための反復学習は、中学1年生の英語学習にぜひ利用してみて下さい。英単語だけでなく、学校の教科書で習う英文や、試験のための暗唱例文の暗記にも使えます。

英単語暗記の「得意」と「苦手」を分ける2つのポイント

今回は、英単語暗記の「得意」と「苦手」を分ける2つのポイントについて説明します。

なぜ英単語の暗記が苦手なのか

学年ごとに覚えるべき量の英単語があり、受験にあたって必須と言われている数々の英単語があります。

日々の学校の試験をクリアする上でも、受験英語に打ち勝つ上でも単語力は欠かせませんが、暗記できる子となかなか暗記できない子の違いも大きいのではないでしょうか。

覚えるスピードが早い子の特徴として、単語をイメージで覚える点が挙げられます。

単語の意味をイメージして覚えるのがベストですが、そのほか受験対策向けに作られた語呂合わせや言葉のイメージを使って暗記したり(例:embarrass = エム(M:マゾであることを)をバラす →恥ずかしい、きまりが悪い)、単語を分解して頭に入れるなど、独自のイメージ法で単語を脳裏に焼き付け覚えてしまうという作業がおのずと頭の中で行われているのです。

これに対して覚えられない子はイメージ化や可視化ができず、その単語を頭から丸ごと覚えようとするので、単語が長くなり、複雑化するほど覚えにくくなっていきます。

英単語を「発音とつづり字のルール」(フォニックス)を使ってイメージ化、可視化して暗記する方法を、小学生のお子様に分かりやすく、具体的に示した教材が、【ミラクルメソッド 英単語暗記大作戦】になります。

また、単語をつづり字の特徴から分解して頭に入れる方法を学べるのが【ミラクルメソッド 英単語1200】となります。

これらの教材は、「音声」を「英単語のつづり字」に結びつけながら、同時にイラストを使って英単語の意味をイメージとして伝えますので、「リスニング」「スピーキング」のスキルもしっかり身につけることができます。

反復練習が嫌い

英単語暗記が苦手なお子様の特徴として反復トレーニングや同じことを何度も繰り返すことが嫌いという特徴も見られます。

英単語にしても漢字にしても、一度書いて覚えられるものではありません。

ライティングにしても、口に出して覚えるにしてもそうですが、一度や二度頭に入れたり、口に出したり、書いてみて「覚えた」と流してしまっては、おそらくその記憶は持続しないでしょう。

英単語が暗記できる子は一度で覚えられてしまうスマートな頭脳があるのではなく、何度となく復習し、少し時間を空けてはまたイチから見直して、記憶を呼び覚まし、記憶の定着を図っています。

英単語を覚えられない子はこの記憶の定着を怠っているケースが少なくありません。

つまり、暗記できないというより、「忘れて」しまうのです。

ですから、一生懸命やっているつもりなのに覚えられないという場合は、とにかく数をこなそうとして一度で暗記学習を終わりにするのではなく、記憶の特性を踏まえたやり方で行うことが効果的です。

それは、英単語は幾つかに的を絞ってそれを完璧に忘れないようになるまで反復をして記憶を定着させるやり方です。。次回のブログでは、この「記憶の特性を踏まえた暗記法」についてお伝えします。

お子様を、英語の苦手な大人にしないために

小学生の頃、小学校で習う英語が大好きだった子供達が、英語嫌い、英語が苦手の方向に方向転換していくのは、中学1年生になってからです。

その方向転換のきっかけは、英語の読み書きの学習、すなわち文字と英単語学習になります。

なぜ「文字」が入ってきた途端、あんなに楽しかった英語が楽しくなくなるのでしょうか?

それは英語が得意な大人と苦手な大人を観察してみれば分かります。

英語が得意な大人は積極的に外国人と触れ合おうとします。道に困った外国人がいたら話しかけて教えてあげるし、外国人が集まるバーに行って積極的に話しかけたりします。彼らの英語は、最初はそこまで上手ではないかもしれません。でも着実に上達していきます。そして最終的に英語の得意な大人になっていきます。

それに対して、英語が苦手な人に共通するのが、単語やフレーズ、文法や例文などを「暗記」する学習に時間を費やします。実際に英語で話をする前の段階に努力を注ぐわけです。そしてその後、会話するまでになるかというと、なかなかその段階には至らないのです。理由は単純です。文字を頼りに学習していると、とっさの「声」が出てこないのです。英会話は常にとっさの身体反応である側面があります。言いたい言葉を相手に分かる「発音」でとっさに言う。なぜとっさに言えないのでしょうか?

それは、中学1年生から始まる英語の義務教育で文字を教える時、発音とセットで教えないからです。「えっ?発音の問題は山ほど解かされたよ」と思われる方も多いでしょう。でもその学び方は、実際に外国人を前にして自分の口から出る「発音」には全く役に立っていないのです。

このように日本の英語教育では、あんなに楽しかった英語の学習が、中学に入って文字が出てきた途端、「音」を失ってしまうのです。発音の勉強さえも、問題集の、すなわち紙の上の発音問題に置き換えられてしまうのです。その一方で「リスニング」問題は必ずテストに出るようになりました。だから、音を失った学習をメインに据えて勉強させながら、リスニングはしっかり聞き取りなさい、と言われても、子供達には聞き取れるはずがありません。こうやって子供たちは、英語嫌い、英語苦手へと変わってしまうのです。

英語の得意な大人は、声に出して英語を言うことのできる人たちです。彼らは文字学習と同じくらい、音声を使った英語学習をしてきているのです。自分が発音できる単語は聞き取ることができます。(裏返せば自分が発音できない単語は聞き取るのが難しくなります。)だから、英語の話せる人はリスニングも得意なのです。

この「発音」の訓練は、文字学習とセットで行うのが最も効果的です。そして実は、お子様が英語文字(アルファベット)を初めて学ぶ時から発音を意識してスタートすると将来のお子様の英語嫌い、英語苦手を予防することができるのです。

 

英語に苦手意識を持ち始めた中学1年生

中学生の皆様にとって、そろそろ英語に苦手意識が芽生える時期になりました。

そこで質問です。

中学1年生のお子様を持つ保護者の皆様、一学期の英語のテストはどうでしたか? あるいは通知表はどうでしたか?

もし英語の成績を見てショックを受けられたお子様、あるいは保護者の方々がいらっしゃればお伝えしたい事があります。

それは、「今なら」この夏休みで取り返せる、という事です。中学1年生で英語に苦手感を持ち始める原因のほとんどは、英単語暗記正しいつづり字が書けないという悩みからです。まだ難しい文法は出てきていません。この段階で英語につまずくのは英単語と相場が決まっているのです。

中学1年生の夏休みに「英単語暗記の方法」をマスターしましょう! そうすれば、2学期以降の英語学習に大きな違いが出てきます。

それではどうやったら良いのか?ですが、もちろん、「ミラクルメソッド 英単語暗記大作戦」の登場です!

ミッション4の「ミラクル・耳トレ(ーニング)」から始めて下さい。ミッションの内容は「スペルを聞き分けることのできる耳を作れ」です。

以後のミッションを済ませた後、ミラクルメソッド 英単語1200へと進み、英単語500〜1000語を夏休み中にマスターしてしまいましょう!

簡単です。やるかやらないか、それだけです。

英単語と高校入試

ある公立中学3年生の男子が、来年の公立高校受験のために受験勉強を始めました。私たちの街では、公立高校の試験は市内全ての公立高校に共通です。

成績順に希望高校へと振り分けられていきます。

この私たちの公立高校の入試が近年、大きく変わりました。それまで、記号問題や英文和訳が主体で、英作文は簡単なものが少しあるだけだったのが、最近の入試では:

・リスニングで英語の質問を聞いて、解答用紙に「英作文」で答える

・読解問題のうち、会話文の一部が抜けていて「あなたならどう答えますか、3文程度の英文で答えなさい」という問題

・「〜についてあなたの考えを40字程度の英文で書きなさい」という自由英作文

など、自分の意見を英語で表現する問題が主となりました。

英作文が正しく書けるためには、文法はもちろん重要ですが、その前に英単語のつづり字が「正しく」書けなくては、門前払いとなりアウトです!

これまで英単語の勉強を試験前の一夜漬けでしのいできたその生徒は、つづり字の勉強からのスタートとなりました。

まず最初につまずいたのが英語の「名前」が書けない、ということでした。

「名前」=「ローマ字」

という先入観があり、「スミス先生」を、Mr. Sumisuと書きました。  (正しいつづり字は、Mr.  Smith)

前々回のブログで、スミス先生のつづり字が書けなかった「高校1年生」の話を書きましたが、この中学3年生も書けませんでした。

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英語が苦手な中学2年生以上のお子様をお持ちの保護者の皆様、お子様の英語の「苦手度」あるいは「深刻度」をチェックする良い方法があります。それは、「スミス先生」をお子様に英語で書いてもらうことです。

もしお子様が、Mr.  Smith ではなくMr. Sumisu と書いたら、お子様の英語はかなり深刻な状況にあると言えます。

Mr. Smith の th は、ローマ字(日本語)には無いつづり字です。もちろん発音も日本語にはありません。この thが書けない、そして読めないとなると、英語の最初の最初でつまずいていると言えます。

その他、マイク(Mike) やジェーン(Jane)のつづり字をお子様に書いてもらってください。 これらのつづり字も英語独特のつづりり字である、マジックeの法則を使ったつづり字です。

Mr. Smith や Mike や Jane  が書けなかったお子様をお持ちの皆様、たとえお子様が中学3年生であろうが、高校1年生であろうが決して遅くありません。

ミラクルメソッド英単語大作戦からスタートしてください。そうすれば、英単語があっという間に「正しく」書けるようになります。そう、英単語の「ミラクル」が起きるのです!!

英語学力と心の成長

子供の学力はその子の心の成長と深くかかわっています。

それでは、子供の心の成長はどこからやってくるのでしょうか?

それは子供自身が興味を持ち選んだことに、真剣に取り組む中で生まれてきます。

楽しかったり、満足したり、あるいは何かを発見する経験を繰り返しながら(もちろんがっかりする経験もたくさんあるでしょうが) 子供は試行錯誤を繰り返します。やがて、ある日、小さな成功体験が生まれます。

その小さな成功体験が、次の小さな成功体験につながり、やがてたくさんの小さな成功体験が積み重なった時、子供は見違えるように成長した姿を親に見せてくれます。

英語学力の第一歩は、英語に興味を持ってもらい、あれこれやってみることから始まります。

英単語暗記・・いや〜な想い出がある親御さんも多いでしょう。でも実は、英単語暗記には「ゲーム性」があります。

「英単語に興味を持ち、あれこれやってみる。」

実は、英語学力を高めるための秘訣の一つが「英単語」の取り組み方です。

英単語に興味を持ち、あれこれやってみたら、そのつづり字に規則性を見つけ出すことができます。

するとその規則性に合わせた英単語のつづり字の暗記法が分かるようになります。やがて英単語の暗記が楽しくなります。

英単語が楽に暗記できるようになると、英語そのものの学習もおもしろくなります。

この姿勢は、実は大人になってからの仕事の取り組み方にもつながります。あれこれやってみて、規則性を見出しそれを利用して仕事をこなしていく、すると、仕事の中に「ゲーム性」を感じてきておもしろくなる、実はこれ、心の成長と密接に結びついているのです。

自分がやらなければならないことに(後ろ向きではなく)「前向きに」取り組める。

そして自分のやっている事に常に「おもしろさ(ゲーム性)」を見出し継続して取り組める。

仕事にも、家庭にも、このような姿勢が持てるようになった人たちのことを私たちは「大人」と呼びます。

この変身を遂げるためには、あれこれやってみる中で「ゲーム性(おもしろさ)」を見い出し続けながら、小さな成功体験を積み重ねていく必要があります。それを「英単語」や「英語」でやってみてもおもしろいのではないでしょうか?

英語や英単語暗記に興味を持って真剣に取り組めば、それは将来、単なる英語学力にとどまらず、豊かな人生へと結びつくのです。

英語が苦手な高校生

先日、ある、新高校1年生の息子様とお母様が来られました。
お母様が言われるには、高校受験では英語が足を引っ張ってしまい、志望校を諦め偏差値が一つ下の高校に入学したとのこと。
それでも本人も親も公立高校に合格できたことをとても嬉しく思っており、高校生になったのを機会に心機一転、英語をやり直したいと本人が言っているので是非ご指導願いたい、と言われました。

私は日頃から英語の実力を見るのは(模擬テストでも偏差値でもなく)英作文が一番良いと思っているので、
中学2年生の5、6月頃に習ったはずの内容の英作文の問題を解いてもらいました。

第1問 スミス先生は3年前に来日しました。

息子さんの答は、
Mr Sumisu came Japan three years ago.(原文のまま)

スミス先生のスミスがローマ字になっている!!!!!!!目が点になりました。
Mr.Smith と書かなければいけません。

もちろん正解は、
Mr.Smith came to Japan three years ago.
です。
・・・・・
「よく公立高校に合格しましたね」というのが私の第一声でした。

現実問題として「心機一転、英語をやり直したい」と言われても、このつづり字の状況から、どうやって高校英語までたどり着けるのか、しばし考えさせられました。

Mr のピリオドが無いのはこの言葉が省略形であることを知らないから。

前置詞のtoがないのは、comeが自動詞だという意識がないから。 

おそらくその後の学習で文型の理解へと知識が広がらなかったに違いありません。

文型を理解し習得できなければ、英語は辛いだけの学習になってしまいます。
なぜなら、英語学習が暗記と日本語訳に頼った試験で点を取るためだけの学習へと置き換わっていくからです。それでも決して良い点は取れません。英語を本質的に身につけていないからです。

英語学習において、単語暗記・つづり字暗記のところでつまずいてしまうと、大切な文法まで手が回らなくなってしまいます。

このお子さんは、中学2年生になる前に英語につまずいてしまったことが、たった一文の英作文で分かりました。

中学1年生になる前に、あるいは中学1年生の夏休みまでに、つづり字暗記のコツをつかむことを強くお勧めします。

進学校の「中1英語」は要注意 (その2)

前回のブログ「進学校の「中1英語」は要注意」では下記の保護者からの相談メールを取り上げました。前回はご紹介できなかったのですが、進学校の中1英語に落ちこぼれないための重要な情報がもう1つあります。それは、英語の音読ができれば、落ちこぼれないですむだろう、というものです。

* *

(保護者からの相談メール/再掲)

「私立中学校1年生の娘を持つ母親です。娘は中学受験にチャレンジし懸命に努力した結果、難関校とされるある中高一貫の進学校(女子校)に今春入学することができました。しかし娘は夏休みに入る前に学校の英語授業から落ちこぼれてしまいました。

1学期最後の担任との面談で、授業のスピードが余りにも速すぎること、単語も覚える量が多すぎるのではないかと質問しました。すると担任は「このやり方の方が伸びます。実際、このやり方だからこそ学校の成績も全国でトップクラスなのです。」と取りあってくれませんでした。

実績があると先生は強調されましたが、教科書も”特異”なもので参考書も出ておらず娘はついていけておりません。もちろんコツコツと英文や単語を覚えることが嫌いだという本人の性格もあり、学校の教え方だけが原因というわけではありませが、私が一番心配するのは理解できないまま授業が進んでしまって、英語に苦手意識を持ち、英語の勉強を避けるようになることです。

最初からついていけなかったので一学期の成績が極端に悪く、その成績を見て危機感を持った娘はそれなりに頑張ってテストの勉強をするのですが結果が出ません。見ていてかわいそうになることもあります。娘はだんだんとやる気を失いつつあります。中学1年の12月に英語に対してやる気を失い諦めてしまう、というのは、親としては愕然とするものがあります。家族一丸となってあんなに頑張って合格した念願の中学校でこんなに早く英語に落ちこぼれてしまうとは誤算としか言いようがありません。どうすれば良かったのでしょうか・・・?」

* *

以下の論文に興味深い報告があります。

 

「英文が読めない」という困難は、もっと深刻な英語学力不振の原因となる。なぜなら言語は人間の脳内で、音声信号として処理されるからである。つまり、人間は読めない(つまり音声化できない)単語や文章は、脳内で処理できないのである (NHK 取材班, 1993)。これを授業に当てはめれば、生徒がその日に学習して意味内容がわかったテキストの英文を、音読できるようにして帰すことは、英語授業の基本中の基本と言える。 テキストが音読できなければ、家に帰って復習しようにも、脳内の音声回路に乗らないので復習不可能である。そのような状態で、いくら受験問題集を解いたり、塾で文法を詰め込んでも、成果は上がらない。

出典:三浦 孝(2012)「指導困難校での英語教育 ―英語を得意にし・英語を好きにさせる指導とは」、『静岡大学教育学部研究報告.教科教育学篇』、第44号、pp.55-84

中学入学後、英語の授業で習った内容は、(習った日の)夕方、家庭で「音読して」復習すること、そうすれば、落ちこぼれる確率がぐんと減ります。

可能であれば、音読後、教科書の音声教材を使ってディクテーション学習*をする。すると落ちこぼれないどころか、英語については飛び抜けた成績優秀者になります。

(*ディクテーション学習とは、音声教材を使って1つの文章を聞いて、あるいは文章の途中まで聞いて、聞いた英文をノートに書き起こすことです。日本語でたとえれば「テープ起こし」みたいな作業です。耳で聞いたものを文字に書き起こすのです。)

ディクテーションをして、間違って書いた単語は(その日の夜に暗記するのは疲れていてつらいので)メモをしておいて翌日の通学時間中に正しいスペルを暗記すると良いです。

以上の内容は、実際生徒を指導する中で筆者が体験してきたことです。

なぜ、「音読学習」をすると英語に落ちこぼれないですむのでしょうか?その上「ディクテーション学習」をすれば、なぜ英語の成績がズバ抜けて良くなるのでしょうか?

三浦先生の論文を読めば、その答が書いてあります。

「人間は読めない (つまり音声化できない) 単語や文章は、脳内で処理できないのである (NHK 取材班, 1993)」

これを裏返せば、英語の音読ができれば、脳内の音声回路を使って英語の勉強をすることができる、ということになります。

「音読学習」をすると脳内の音声回路を使うことになります。繰り返して音読学習を行えば、脳内の音声回路がどんどん開発されていき、英語を第2言語にすることができるのです。(英語脳になるというわけです)

すると、意味もなく無理やり頭に詰め込む丸暗記学習ではなくなり、英語を「使える言語」として習得していけるようになるのです。

「ディクテーション学習」をすれば、なぜ英語の成績がズバ抜けて良くなるのでしょうか?

これは筆記テストに単語(英文)が正しく書けるからです(笑)。

中学に入学する前に英文の「音読」ができるようにしておく、これが進学校の英語に落ちこぼれないための秘訣です。

特に進学校に入学されるお子様は、英語の音読を身につけておけば、落ちこぼれを防ぐことができます。

ちなみに「ローマ字読み」を使った音読、これはダメですよ。ちゃんと「英語」の発音を身につけてください。

「ミラクルメソッド 英単語暗記大作戦」を使って英単語を学習すれば、英単語のスペルだけでなく「ローマ字読み」と「英語の発音」の違いを学んだ上で、正しい英語の発音も身につきます。

なぜミラクルメソッド シリーズが「音読学習」に役に立つのか、詳しい情報は、【ミラクルメソッド英単語暗記大作戦】のホームページの
「ミラクルメソッド英単語暗記大作戦・独自の特徴」のページに掲載してあります。アドレスは、

https://小学生英語.com

です。

進学校の「中1英語」は要注意

中高一貫の進学校に通う中1のお母様から以下のようなメールをいただきました。

* *

「私立中学校1年生の娘を持つ母親です。娘は中学受験にチャレンジし懸命に努力した結果、難関校とされるある中高一貫の進学校(女子校)に今春入学することができました。しかし娘は夏休みに入る前に学校の英語授業から落ちこぼれてしまいました。

1学期最後の担任との面談で、授業のスピードが余りにも速すぎること、単語も覚える量が多すぎるのではないかと質問しました。すると担任は「このやり方の方が伸びます。実際、このやり方だからこそ学校の成績も全国でトップクラスなのです。」と取りあってくれませんでした。

実績があると先生は強調されましたが、教科書も”特異”なもので参考書も出ておらず娘はついていけておりません。もちろんコツコツと英文や単語を覚えることが嫌いだという本人の性格もあり、学校の教え方だけが原因というわけではありませが、私が一番心配するのは理解できないまま授業が進んでしまって、英語に苦手意識を持ち、英語の勉強を避けるようになることです。

最初からついていけなかったので一学期の成績が極端に悪く、その成績を見て危機感を持った娘はそれなりに頑張ってテストの勉強をするのですが結果が出ません。見ていてかわいそうになることもあります。娘はだんだんとやる気を失いつつあります。中学1年の12月に英語に対してやる気を失い諦めてしまう、というのは、親としては愕然とするものがあります。家族一丸となってあんなに頑張って合格した念願の中学校でこんなに早く英語に落ちこぼれてしまうとは誤算としか言いようがありません。どうすれば良かったのでしょうか・・・?」

* *

中学受験で勝ち抜いて合格した私立名門中学校。しかし待っていたのは地獄のような英語の授業。ものすごい量の英単語。とんでもないスピードで進む授業。暗記しなければならない知識の量が半端じゃない・・。

これが現実です。

公立中学校の場合、それなりに努力すれば英語のテストの点数は上がります。しかし中高一貫の私立中学校や国立大附属中学校は、進学校としての名声が高ければ高いほど、その学校の偏差値が上であれば上であるほど英語の授業は大変な努力を要するものとなっています。

ミラクルメソッド英単語1200の著者Tomokoさん(現役で東大合格)の中学校も中高一貫の名門私立中学校でした。彼女が中学1年のゴールデンウイーク明け(5月6、7日あたり)に受けた単語テストの単語数は250語近くありました。そのうちの基礎単語部分(122語)を第5章に載せています。

さすがに「ゴールデンウイーク明けまでに覚える英単語」と書くと引いてしまうお子様が多いと思いテキストでは「中学1年の夏休み終了までに征服する単語」としました。

どんな単語かといえば下記の単語です。(分かりやすくお見せするためフルカラーのテキストではなくワークブックの方を掲載しました。)下の2ページに加え、さらに2ページあります。

ワークブックから抜粋

メールをくださったお母様の質問「どうすれば良かったのでしょうか・・・?」にお答えするとしたら、中学受験をすると決めた時に「合格後から中学入学までの単語暗記のスケジュール」も同時に考えておく必要があったのかもしれません、ということになるかと思います。

合格が決まったら、まずアルファベット小文字を覚え、英単語暗記に進みます。学校によっては春休みの宿題として文字を覚えるためのペンマンシップと簡単な単語や英文の載った小冊子をくださるところも多いかと思います。この小冊子はただ「やる」だけではなく、全ての例文や単語は暗記できている必要があります。さらに、ある程度英語の読み書きができるようになって(できれば第5章にある基本英単語は書けるようになって)中学に入学した方が安全です。

Tomokoさんは「発音とつづり字のルール」を使って英単語を大量に覚える「コツ」を中学に入学する前に身につけていたので、単語暗記で困ることはありませんでした。これは知っておられるお母様も多いかと思いますが「フォニックス」と呼ばれる方法です。

ミラクルメソッド 英単語1200は、「フォニックス」を日本の学校英語に役立つように編纂(へんさん)した教本です。単語のつづり字を分解し類似性に着目することで、つづり字の暗記を助ける効果的な技術として提示してあります。一つ例をお見せしましょう。

ui を「イ」と読むことを知っていれば、ギター guitar のつづり字が簡単に覚えられます。また、キルト布はquilt (キルト)と簡単に暗記できます。

・さらに、左半分のbuildとbuildingの単語では「build」部分が共通です。右半分のguilt、guilty、 quiltの3つの単語では「uilt」部分が共通です。

共通部分黄色に塗ってあり、分かりやすく示してあります。こうやって単語のつづり字を分解し一気にたくさん覚えられるように、覚え方を提示しています。

結果的にTomokoさんはその「技」を使って、英語の授業に落ちこぼれることなく、むしろ英語を得意科目にすることができました。

中学入試の合格は決してハッピーエンドではありません。「英語」という「試練」の始まりだと考えた方がよいかもしれません。その試練には、賢く対応する必要があります。そもそも英語の勉強はお子様の人生にとってプラスになるわけだから、先取り学習など、英語を積極的に取り組んでも絶対にマイナスになることはないのです。(一つだけ気をつけるとしたら、あまりにも親御さまが英語教育に熱心になりすぎて、お子様に英語学習を強制し、お子様を英語嫌いにしてしまうことです。)

中学入試が終わったら、すぐにアルファベット文字を覚え、読み書きの学習をスタートさせることが得策です。そしてできれば中学校入学前に英単語暗記の「コツ」をつかんでおくことが賢明です。

せっかくの合格です。お子様には念願の中学校に入ってからも学業において落ちこぼれることなく充実した学校生活を送って欲しいものです。そのためには・・そう、「中1英語」に注意が必要なのです。