英単語暗記の「得意」と「苦手」を分ける2つのポイント

今回は、英単語暗記の「得意」と「苦手」を分ける2つのポイントについて説明します。

なぜ英単語の暗記が苦手なのか

学年ごとに覚えるべき量の英単語があり、受験にあたって必須と言われている数々の英単語があります。

日々の学校の試験をクリアする上でも、受験英語に打ち勝つ上でも単語力は欠かせませんが、暗記できる子となかなか暗記できない子の違いも大きいのではないでしょうか。

覚えるスピードが早い子の特徴として、単語をイメージで覚える点が挙げられます。

単語の意味をイメージして覚えるのがベストですが、そのほか受験対策向けに作られた語呂合わせや言葉のイメージを使って暗記したり(例:embarrass = エム(M:マゾであることを)をバラす →恥ずかしい、きまりが悪い)、単語を分解して頭に入れるなど、独自のイメージ法で単語を脳裏に焼き付け覚えてしまうという作業がおのずと頭の中で行われているのです。

これに対して覚えられない子はイメージ化や可視化ができず、その単語を頭から丸ごと覚えようとするので、単語が長くなり、複雑化するほど覚えにくくなっていきます。

英単語を「発音とつづり字のルール」(フォニックス)を使ってイメージ化、可視化して暗記する方法を、小学生のお子様に分かりやすく、具体的に示した教材が、【ミラクルメソッド 英単語暗記大作戦】になります。

また、単語をつづり字の特徴から分解して頭に入れる方法を学べるのが【ミラクルメソッド 英単語1200】となります。

これらの教材は、「音声」を「英単語のつづり字」に結びつけながら、同時にイラストを使って英単語の意味をイメージとして伝えますので、「リスニング」「スピーキング」のスキルもしっかり身につけることができます。

反復練習が嫌い

英単語暗記が苦手なお子様の特徴として反復トレーニングや同じことを何度も繰り返すことが嫌いという特徴も見られます。

英単語にしても漢字にしても、一度書いて覚えられるものではありません。

ライティングにしても、口に出して覚えるにしてもそうですが、一度や二度頭に入れたり、口に出したり、書いてみて「覚えた」と流してしまっては、おそらくその記憶は持続しないでしょう。

英単語が暗記できる子は一度で覚えられてしまうスマートな頭脳があるのではなく、何度となく復習し、少し時間を空けてはまたイチから見直して、記憶を呼び覚まし、記憶の定着を図っています。

英単語を覚えられない子はこの記憶の定着を怠っているケースが少なくありません。

つまり、暗記できないというより、「忘れて」しまうのです。

ですから、一生懸命やっているつもりなのに覚えられないという場合は、とにかく数をこなそうとして一度で暗記学習を終わりにするのではなく、記憶の特性を踏まえたやり方で行うことが効果的です。

それは、英単語は幾つかに的を絞ってそれを完璧に忘れないようになるまで反復をして記憶を定着させるやり方です。。次回のブログでは、この「記憶の特性を踏まえた暗記法」についてお伝えします。